BLACK&WHITE
2018.11.24.Sat.05:49
火曜日に発症したギックリ腰も少し楽になりましたが、重いものを持ち運ぶのはちょっとつらいからボートはどうかな・・・と朝の4時からリールを分解修理しながら考えていると、黒井さん(仮名)から「6時に港に行ってみます」とLINEが入りました。
木枯らし一号の予報も出ていたので風の様子を聞こうと電話で話しているうちに、黒井さんの船に乗せていただけることになりました。
お互い船に乗っているため、黒井さんとは海上か電話で話す程度で一緒に釣りをするのは初めてです。
(「数はどうでもいいんですよ」とかいつもエラそうに言ってるからかっこ悪いところは見せられないなあ)


心配していた風もそれほどでもなくスタートフィッシング、一投目の2回目のフォールでいきなり釣れました(笑)
この後も僕が2年前から愛用している最強のスペシャルネクタイが炸裂、鯛がばんばん追いかけてきてアタリまくりです。
黒井さんはと言うと昨夜作成したという自作鯛ラバが今ひとつ鯛に好かれないのか絶不調。
9-1になってしまったところで黒井さんが言いました。
「釣りをしているなかがーさんを見ているだけで楽しいです」
なんてホワイトな人なんでしょう。
(`ω´)グフフ
大差を付けてこんな顔になっていたブラックな僕とは大違いです。

しばらくすると爆風になったので黒井さんとの初めての釣りは早々に終了です。
黒井さん、ありがとうございました。
帰り道、お子さんの世話で釣りに行けないレオンさんに今日の釣果を黒い心で自慢していると、昨夜おかっぱりタチウオで良型を数本釣ったと教えてくれました。
場所を聞くと僕が海のルアーで初めて魚を釣った港と言うことで、いても立ってもいられなくなり、夕まずめ狙いで出撃することに決定。

25年前と同じ風景に黒くなっていた僕の心が洗われていきます。
すっかりホワイトになった心で黙々と2時間タチウオを狙いましたが、残念ながらこの日はタチウオの姿を見ることはできませんでした。
帰る前に情報をくれたレオンさんに結果を報告します。
な:「ここは浅いから深いところから回って来るのはもう少し遅い時間ですね。来るのが早すぎました」
な:「アタリすらないのであと数投して帰ります」
レ:「昨日釣れてるのにおかしいですね」
レ:「いつもブログ書いてる人は夕まずめに釣ってますよ」
一生懸命釣れなかった理由を考えたのに・・・
朝の鯛ラバ有頂天からタチウオ丸坊主でジェットコースターのような一日を振り返りながら10時過ぎに寝ようとするとレオンさんからLINEが入りました。
「追加なしですか」
(追加・・・一匹も釣れてないのに追加って言うのか・・・トドメ刺してるよ・・・)
僕なんか足元にも及ばない黒トーク、まだまだ修行が足りません。
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白竿三人衆
2018.11.12.Mon.06:40
2004年6月28日、今から14年前、徳島県南のイカポイントに三人のイカ臭い男が白い竿を持って集合しました。
「はじめまして!」

ねめさん、モトさん、なかがーさんの3人は、イカに脳みそを吸われ完全におかしくなり、イカを求め毎週毎週徳島県南を徘徊する日々。
そして長い年月が流れ三人はすっかりイカを忘れ鯛な人になっていました。
合言葉は「イカおらん、鯛はなんぼでおる」
あんなにシャクってたのに・・・
という事で徳島からねめさんがやってきてモトさんの船で鯛ラバスタートです。
週初めから爆釣情報が入っていたので安心していたんですが、金曜はいまいちだったという情報があり心配しながらのスタートです。


心配ご無用のあっという間にねめさんの50オーバーでスタート。
なかがー:「ねめさんには僕のメインタックルレンタルしてるから頑張ってくださいね」
なかがー:「半年前に使った紅牙サクサスフックだけど、ねめさんのためによく研いでおいたから」
今日の僕はホワイトです。
しばらくするとねめさんが何かに気づいたようにつぶやきました。
ねめ:「サクサスフックってフッ素加工してるのに研いだら意味がないんじゃないんですか?」
(バレたか)
新品の針に交換すると明らかにフッキング率がアップしました(笑)
心配していた鯛は船長の絶妙のポイント選択もあり絶好調です。

リリース含め30枚オーバーの大漁。
最後に早掛け勝負を挑みましたが、負けそうになったので40cmオーバー限定でなんとか引き分けに持ち込んだところで終了です。
ねめさん、今度は県南でカワハギ勝負しましょう!