帰路モン号
2013.01.04.Fri.08:14
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
年末に冷却水が出ないトラブルに見舞われたモン号ですが、インシュロックで突いて無事開通した思ったのも束の間、新たなる災難に襲われ長期入院していました。
検水がチェック出来るようになった翌週、マリーナで船を下ろしてもらい直った直ったとニコニコしながら港へ向かいます。
船底塗装も終え、スピード全開で最高潮!!
無駄に大回りし、港に入りスローで着岸しようとゆっくり船を寄せていくと・・・。
ブル ブルル プスッ
?
エンジンが止まりました。
(長い事上げてたからちょっと調子悪いのかな?)
とりあえず係留しエンジンを掛けなおします。
ブルブルブル プスッ
何度やってもすぐ止まります。
カウルを外し覗くと先日問題になった木の栓が焦げて落ちていました。
穴から木クズを吸い込んでおかしくなったんだろうか(;゚д゚)ゴクリ…
でも、上架して穴をチェックした時は排気が出ていて、空気を吸い込んでいる様子はありませんでした。
燃料系統、キー周り、思いつく箇所をチェックしますが一向に良くなりません。
これはかなり重症なんでは_| ̄|◯
数分前まで超ご機嫌だったのに超ブルーに(笑)
朦朧としながら最後のあがきで色々やっていると、カウルを外してエンジンを掛けるとエンストしないことに気付きました。
?
ネットで穴について相談したマリーナの回答が頭をよぎります。
「穴が空いたままでは高温の排気ガスが漏れエンジン内部が酸欠になってエンストしたりします」
まさにこの状態です。
と言うことはあの穴はやはり塞いでないとダメなようです。
でも木の栓は真っ黒に焦げてるしどうやって塞いだら・・・。
あちこち色々相談すると、デブコンと言う金属並みの強度が出るパテがあり、それを使って直すと良いということがわかりました。
翌週、僕は仕事で行けないのでメカニックにデブコンで穴を塞いでもらうよう頼み、そろそろ直った頃かなと上機嫌でマリーナに電話します。
「どうですか?穴は塞がりましたか?今日下ろそうかなあ~♪」
「穴は塞がったんですけどね・・・」
「塞がったけど・・・?」
「水が漏れてます」
「水?」
聞くと穴はデブコンで無事塞がり、試運転のためエンジンを掛けたところ、今度は反対側のキャブ付近から水が漏れているということでした。
慌てて見に行ってチェックすると確かに水が漏れています。
しかも滝のように(>'A`)>ウワァァ!!
インシュロックで突いたのがまずかったのか・・・。
いや、漏れてるのは突いたとこよりちょっと上だからインシュロックは関係ないんでは・・・。
じゃあ前から漏れていた?
ていうかこれって船外機死亡なんでは・・・_| ̄|◯
呆然としたまま家に戻り、先日からの不調で数枚撮った写真をチェックします。

水が流れていた箇所に塩がこびりついています。
やはり以前から漏れていたようです。
(´Д⊂ モウダメポ
上架したマリーナもこれ以上は手に負えないとのことで、船長仲間に相談してエンジンに強そうな別のマリーナを紹介してもらいました。
新しいマリーナの診断は下記のとおりです。
・穴はデブコンで塞がっているのでおそらく問題ない。
・水が漏れているのは燃料を冷やす経路の部品に電蝕で穴が開いている。
・水を止めるための部品交換は8万円弱。
・この状態では乗れない。
・水が止まったからといって直ると保証はできない。
は、はちまんえん・・・
この古いエンジンに8万円投資して直す価値はあるんだろうか。
ちなみに40馬力のエンジンを新品に載せ替えるといくらですかと聞いたところ、70万弱というお話でした。
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
35万で買った船に70万は無理です。
8万円コースをお願いすることにし、ついでにギアオイル交換(工賃込み2,500円)をお願いしました。
翌日電話が掛かってきました。
もう直ったんだ。早いなあ~♪
「ギアオイルみたら海水が混ざって乳化してました」
「えっ!?」
「このまま乗ったら焼き付きますよ」
「直したら2万円くらいです」
にまんえんちゅいか'`,、('∀`) '`,、
∩(´・ω・`)つ―*'``*:.。. .。.:*・゜゚・* もうどうにでもな~れ
直してください。もう徹底的に直してください。もう僕は20万くらい覚悟しましたよ。
数日してマリーナから修理完了の連絡がありました。
水漏れの部品は裏技で安く交換してくれたそうで、計10万円の予定がギアまわり修理も含みなんと4万円ちょっと。
神キタ━(゚∀゚)━!!
そして12月31日、ついにモン号が港に戻りました。

頼むからこのまま絶好調でいてください。
相談に乗って頂いた船長の皆様、ありがとうございました。
船は日頃そんなにお金が掛からないけど、一度トラブルと大変な事がよくわかりました。
長く乗れるようマメにメンテしていきたいと思います。
本年もよろしくお願いします。
年末に冷却水が出ないトラブルに見舞われたモン号ですが、インシュロックで突いて無事開通した思ったのも束の間、新たなる災難に襲われ長期入院していました。
検水がチェック出来るようになった翌週、マリーナで船を下ろしてもらい直った直ったとニコニコしながら港へ向かいます。
船底塗装も終え、スピード全開で最高潮!!
無駄に大回りし、港に入りスローで着岸しようとゆっくり船を寄せていくと・・・。
ブル ブルル プスッ
?
エンジンが止まりました。
(長い事上げてたからちょっと調子悪いのかな?)
とりあえず係留しエンジンを掛けなおします。
ブルブルブル プスッ
何度やってもすぐ止まります。
カウルを外し覗くと先日問題になった木の栓が焦げて落ちていました。
穴から木クズを吸い込んでおかしくなったんだろうか(;゚д゚)ゴクリ…
でも、上架して穴をチェックした時は排気が出ていて、空気を吸い込んでいる様子はありませんでした。
燃料系統、キー周り、思いつく箇所をチェックしますが一向に良くなりません。
これはかなり重症なんでは_| ̄|◯
数分前まで超ご機嫌だったのに超ブルーに(笑)
朦朧としながら最後のあがきで色々やっていると、カウルを外してエンジンを掛けるとエンストしないことに気付きました。
?
ネットで穴について相談したマリーナの回答が頭をよぎります。
「穴が空いたままでは高温の排気ガスが漏れエンジン内部が酸欠になってエンストしたりします」
まさにこの状態です。
と言うことはあの穴はやはり塞いでないとダメなようです。
でも木の栓は真っ黒に焦げてるしどうやって塞いだら・・・。
あちこち色々相談すると、デブコンと言う金属並みの強度が出るパテがあり、それを使って直すと良いということがわかりました。
翌週、僕は仕事で行けないのでメカニックにデブコンで穴を塞いでもらうよう頼み、そろそろ直った頃かなと上機嫌でマリーナに電話します。
「どうですか?穴は塞がりましたか?今日下ろそうかなあ~♪」
「穴は塞がったんですけどね・・・」
「塞がったけど・・・?」
「水が漏れてます」
「水?」
聞くと穴はデブコンで無事塞がり、試運転のためエンジンを掛けたところ、今度は反対側のキャブ付近から水が漏れているということでした。
慌てて見に行ってチェックすると確かに水が漏れています。
しかも滝のように(>'A`)>ウワァァ!!
インシュロックで突いたのがまずかったのか・・・。
いや、漏れてるのは突いたとこよりちょっと上だからインシュロックは関係ないんでは・・・。
じゃあ前から漏れていた?
ていうかこれって船外機死亡なんでは・・・_| ̄|◯
呆然としたまま家に戻り、先日からの不調で数枚撮った写真をチェックします。

水が流れていた箇所に塩がこびりついています。
やはり以前から漏れていたようです。
(´Д⊂ モウダメポ
上架したマリーナもこれ以上は手に負えないとのことで、船長仲間に相談してエンジンに強そうな別のマリーナを紹介してもらいました。
新しいマリーナの診断は下記のとおりです。
・穴はデブコンで塞がっているのでおそらく問題ない。
・水が漏れているのは燃料を冷やす経路の部品に電蝕で穴が開いている。
・水を止めるための部品交換は8万円弱。
・この状態では乗れない。
・水が止まったからといって直ると保証はできない。
は、はちまんえん・・・
この古いエンジンに8万円投資して直す価値はあるんだろうか。
ちなみに40馬力のエンジンを新品に載せ替えるといくらですかと聞いたところ、70万弱というお話でした。
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
35万で買った船に70万は無理です。
8万円コースをお願いすることにし、ついでにギアオイル交換(工賃込み2,500円)をお願いしました。
翌日電話が掛かってきました。
もう直ったんだ。早いなあ~♪
「ギアオイルみたら海水が混ざって乳化してました」
「えっ!?」
「このまま乗ったら焼き付きますよ」
「直したら2万円くらいです」
にまんえんちゅいか'`,、('∀`) '`,、
∩(´・ω・`)つ―*'``*:.。. .。.:*・゜゚・* もうどうにでもな~れ
直してください。もう徹底的に直してください。もう僕は20万くらい覚悟しましたよ。
数日してマリーナから修理完了の連絡がありました。
水漏れの部品は裏技で安く交換してくれたそうで、計10万円の予定がギアまわり修理も含みなんと4万円ちょっと。
神キタ━(゚∀゚)━!!
そして12月31日、ついにモン号が港に戻りました。

頼むからこのまま絶好調でいてください。
相談に乗って頂いた船長の皆様、ありがとうございました。
船は日頃そんなにお金が掛からないけど、一度トラブルと大変な事がよくわかりました。
長く乗れるようマメにメンテしていきたいと思います。
スポンサーサイト